脱毛サロンやクリニックを選ぶうえで、料金や通いやすさはもちろん、施術時の「痛み」も気になるポイントですよね。

そこで今回は、脱毛の痛みや痛い部位・痛くない部位について解説していきます。

脱毛の痛みってどんなもの？

脱毛の痛みは肌の表面に感じる物理的な痛みです。

よく「輪ゴムでバチッと弾かれた感じ」と表現されていますが、実際には、「バチッ」よりももっと軽い、「パチッ」とした刺激です。

痛みを感じやすい人って？

脱毛時の痛みには個人差があります。

普段から肌が弱い人は痛みを強く感じることが多いです。また、敏感肌や色黒の方は、痛みを感じやすい傾向にあります。

痛みをとにかく抑えたい、痛みに弱いという方は、子どもでも可能な脱毛法の「ハイパースキン脱毛」や痛みの少ない「SHR式脱毛機」を導入しているサロンを選ぶと良いですよ。

脱毛の痛みが強い部位とは？

一般的に、毛が太くて固く、密集している部位や乾燥している部位は、痛みを感じやすいです。

全身の中で最も痛みが強いのは“VIO”

多くの人が痛いと感じるのはデリケートゾーンの脱毛です。

VIOの中でも特にIライン、Oラインは太くて丈夫な毛のため強い痛みを感じます。また、すぐ隣には非常にデリケートな粘膜があるため、普段からIラインやOラインの自己処理をしていない方は、さらに痛みを感じるようです。

一方、Vラインのサイドの痛みはそれほど感じないという声も多く、全体的にIラインよりも楽に施術できます。ただ、照射する回数はIラインの範囲よりもVラインの方が多いので、小さな痛みでも長く感じるかもしれません。

2回、3回と脱毛の回数が増えるごとに照射の光を受け取りムダ毛は減っていくので痛みを感じにくくなっていきます。

医療レーザーの顔脱毛の痛みは強い！

脱毛サロンと医療レーザー脱毛で痛みを強く感じる部位は若干異なります。VIOラインが一番痛いのはどちらも変わりませんが、医療脱毛で2番目に痛い部位は顔脱毛です。

人によって痛い部位は様々ですが、「チクチクと焼けるような独特の痛み」を感じる方も多いようです。

どうしても痛みに耐えられない場合は、事前に笑気麻酔や麻酔クリームを使用してから施術を行ってくれますよ。

ヒザ脱毛も痛みが強い部位

脚の中でもヒザは痛みを感じやすい部位です。

皮膚が薄く脂肪量も極端に少ないこともあり、痛みを敏感に感じてしまいます。また、ヒザには太くて固い毛が生えているため照射の刺激は直に伝わってきやすいです。

ただし、ヒザは範囲が狭い部位なので、我慢できないほどの痛みを感じるということはほぼありません。初脱毛の方も身構える必要はないですよ。

基本、ワキ脱毛も痛い

脱毛する人のほとんどの人が経験するワキ脱毛。ワキ脱毛は「全然痛くない」という声もありますが、「想像以上に痛かった」という意見もあります。

毛が太くて固く、密集していればいるほど脱毛の光の刺激を強く感じるので、剛毛寄りの体質の人は痛みを感じやすく個人差も大きいパーツです。

脱毛の痛みが弱い部位とは？

全身の中には、照射してもほんのり温かい程度にしか感じない、痛みの弱い部位もあります。

手足の指毛や、手足の甲の産毛に近い毛はほんのり温かい程度という声が多いです。

痛みを感じにくい部位の特徴

• 毛が細くて柔らかい
• 肌色が薄い
• 毛の密集度が低い

痛いほど効果があるって本当？

脱毛の効果と痛みには関係性があります。

一番痛い電気針脱毛は、 一本一本処理をしていくので時間がかかりますが、毛根に直接ダメージを与えるため確実な脱毛方法です。

電気針脱毛に比べて痛みの少ないレーザー脱毛やフラッシュ脱毛の場合、ある程度広範囲で照射していくので、ひとつひとつ毛根が確実に処理出来たとはいえず、生き残っていた毛根から数ヶ月後また毛が生えてくる場合もあります。

このように、痛みを感じる脱毛方法の方が脱毛効果は高いとされています。より脱毛効果が高い方を優先するか、痛みや肌への刺激の弱さを優先するかで、脱毛法を選んでもいいかもしれません。

痛みが心配な方におすすめのサロン・クリニックは？

エステサロンやクリニックの中には、無料体験で痛みを試せるところや痛みを抑えるローションや麻酔を塗布してくれるところもあります。

また、普段から肌を十分に保湿しておくことも大切です。乾燥するほど照射の痛みも増加するので、脱毛に通う前にしっかりと肌の保湿ケアを行っておきましょう！水分をたくさんとって、肌の保水力を上げておくことも大切です。